東京大学総合研究博物館に特別展示
「火星−ウソカラデタマコト」をみに行ってきました。
どんな展示かも調べずに、「火星」と目にしただけで、GOサイン! ここでは以前に「命の認識」展をみているので、悩む必要がなかったということもある(と、調べてみたら「命の認識」の記事は書いてなかった。すっかり書いたつもりでいた。さよなら〜)。
古くから火星が地球人の強い関心の対象になってきたのは、生命の可能性があると考えられているからだろう。地球を侵略するタコ型火星人も多い。
「火星−ウソカラデタマコト」展は、MELOS火星探査計画の中心メンバーが企画した展示会である。近年飛躍的に進歩した火星探査の成果と共に、MELOS火星探査計画をめぐる熱い議論の現場がそのまま展示される。
展示会場は小さいけど、研究者たちの熱意が伝わってくる展示で、模型やら画像がちょこちょこと展示されていて、おもちゃ箱のような楽しさがあった。火星の景色を3Dで見られる展示も。
将来、火星へ飛んでいくときの食糧として考えられているドジョウとカイコもいて、環境と栄養を考慮して想定されている生物に関する説明に、大いに納得した。
さて、この展示のメインは、4つの火星探査計画に対する人気投票だ。
それぞれのブースでプレゼン映像と展示が行われ、投票用紙に気に入ったプランとその理由を書き込むことになっている。投票箱に入れるか、壁の投票スペースに貼り付けるかする。壁を見た限りでは、プランB「火星探査車を用いた生命探査」とプランC「無着陸サンプルリターンを中心とした空中探査」に人気が集まっているようだった。
ちなみに僕はプランCかDで迷って、最終的にプランD「複数の着陸機でネットワークを作る地中探査」に1票入れました。
夏休みに子供たちを連れて行ってあげてください。