2009年の印象に残った美術展ベスト3を挙げる。
例年は時系列ながらベスト10にしていたのだけど、今年の場合は、みた美術展の数があまりにも少なすぎて、常設展を除いて10も挙げるとなると、何でもかんでも選んでいるみたいになりそうなので、僕にとって新鮮だった3つの展覧会だけにしてみた。
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こういう世界を作り上げるのに一体どれくらいのエネルギーが必要なんだろうと想像せずにはいられなかった。すさまじいエネルギーに頭がくらくらした。
阿修羅様、ああ阿修羅様、阿修羅様。思わず手を合わせ、頭を垂れた。
やや渋いけど、小粒でぴりっと辛い系。名前を聞いたこともない画家が多かったけど、世界は広いなあと実感。自分が知っている美術なんて砂漠の一握り程度なのかもしれない。
こういう結果になったけど、もし常設展を含めると、まずほぼ毎年、東京国立博物館常設展が上位にくるんだろうな。
さて、これだけでは寂しいので、個人的に記憶にとどめておきたい美術館を2つ。
今年3月限りで、3年にも満たずに閉館。世の中こんなものなんだ。
茅場町時代を知らない僕にとって、千鳥ヶ淵こそが山種美術館。
新しい山種美術館からは足が遠のきそうな気がする。
最後に、多くの方が何度も足を運んだミホミュージアム「若冲ワンダーランド」。近くだったら絶対に行ったのだけど、出不精にはハードルが高すぎた!
個人的にはあまりぱっとしなかった2009年の美術展めぐり。2010年は少なくとも今年を下回らない程度には出かけて行きたいと思っているのだけど、どうなることやら・・・。