2023.08.20 Sunday
スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- posted by スポンサードリンク|
- -|
- |
- -|
- -
2017.04.26 Wednesday
世界最大級の博物学標本コレクションを誇る大英自然史博物館からやってきた標本たち。8000万分の約370って、ほんのちょっとじゃん! とはいえ、今回来日したうちロンドンで常設展示されているのは17点だけだというから、なかなか観られない標本ばかり。垂涎ものだ。
展示は標本の数々とともに、この博物館の歴史と意義、博物館や博物学に尽力した人々の紹介など、博物学を網羅する内容で、巡るうちにその価値が自然と理解できるような展示になっている。それにしても、ほんのこれだけの展示で、英国の往時の力のすごさがわかるし、それを現在も継続する文化的な力をひしひしと感じる。経済価値というひとつの側面だけで文化を位置づけるような政治家の発言があったりする国と比べたたりしたら申し訳なさすぎる。まあ、それほどの密度を感じたわけです。芸術・文化にお金を使わない、使わせない国って悲しい。
そんなこんなは置いといて、化石、植物、虫、魚、動物、それに絶滅した動物まで、古いものから新しいものまで、地球のあらゆるところから、なんかすごそうな標本が次から次へと目まぐるしく現れて圧倒される。ビーグル号にチャレンジャー号、ダーウィンにウォレス、この博物館の歴史がそのまま博物学の歴史といえそうなくらい。始祖鳥の化石とかサーベルタイガーの骨格とかをみると、なんか興奮物質が出た。
すばらしいものをたくさん観た流れで、よせばいいのに常設展に行ってしまい、大興奮のままシアター36○、ミュージアムショップと回って、ようやく外に出たところで、時間があったら東博の茶の湯展に行くつもりだったことを思い出し、時計を見ると、閉館30分前。一応東博の入り口まで歩いたけど、閉館時間は変わらず、諦めて帰りましたとさ。
大英自然史博物館展の前売券特典のポケットガイド、入場口でちゃんともらえました。