2012.07.22 Sunday

ドビュッシー、音楽と美術@ブリヂストン美術館

ブリヂストン美術館で開かれている「ドビュッシー、音楽と美術 ―印象派と象徴派のあいだで」をみてきた。これも先週の話。

ドビュッシー、音楽と美術

ドビュッシー生誕150年を記念してオルセー美術館オランジュリー美術館とブリヂストン美術館が共同開催する展覧会。
会場に入るといきなりの青い世界。細かなところまで丁寧に青に染まっていて、相当気合が入っている印象。ドビュッシーとその音楽を、印象主義や象徴主義、ジャポニズムとのかかわりや交流から紐解くこころみはわくわくする感じがあってとても楽しかった。

ドビュッシーの音楽で好みは、「ベルガマスク組曲」「子供の領分」などの、美しくきらびやかな音のピアノ曲。よく聴いています。「交響詩 海」は聴いていた時期はあるが、「牧神の午後への前奏曲」なんかと同じで今はあまり聴かない。なので、印象派とか言われても正直ピンとこない。イメージとしては象徴派のほうが近い気がする(根拠なし)。

ドビュッシーの音楽にはドニの淡くて装飾的な絵が抜群に似合うように思ったが、まあそれは自分がドニが好きなだけかもしれないので、なんとも言えないか。とにかく僕にとっては、まさにドニ祭で、大大大満足であった。
ドニ_木々の下の人の列 ドニ_ミューズたち 
モーリス・ドニ《木々の下の人の行列(緑の木々)》《ミューズたち》
この2点とは「オルセー美術館展2010」以来の再会。
ドニ_イヴォンヌ・ルロールの3つの肖像
モーリス・ドニ《イヴォンヌ・ルロールの3つの肖像》
この不思議な肖像画や、《木の葉に埋もれたはしご》は、ドニらしいおもしろい発想の構成でとても魅力的だった。ドニの作品は色の統一感があるので、たとえば、「ほら、ドニのあの青い絵」とかでわかったりしてしまうあたりが便利。

ウィンスロー・ホーマー《夏の夜》も幻想的できらきらと美しかったし、大好きな象徴主義の作品もたくさんあって、どれもドビュッシーの音楽に関係しているような気がしてきて不思議な気分になった。


ドビュッシーはもちろん、彼が活躍した時代のフランスを中心とする美術に関心があるなら見逃せない充実の企画。ドニ好きならなおさら。
三菱一号館美術館で開かれているバーン=ジョーンズ展とあわせて見るとさらに価値があるかも。
バーン=ジョーンズ_王女サブラ
エドワード・バーン=ジョーンズ《王女サブラ》

2017.04.29 Saturday

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