2017.06.11 Sunday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • -|
  • -

2012.04.15 Sunday

ボストン美術館 日本美術の至宝展@東博

東京国立博物館平成館で特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」をみた。

ボストン美術館_日本美術の至宝「海外にある日本美術コレクションとしては、世界随一の規模と質の高さ」というボストン美術館から里帰りした約90点はまさに至宝。



なんの気なしに歩き始めて、狩野芳崖《江流百里図》の、山水画でありながら、遠近表現や、なめらかな佇まいなんかの新しさに、いきなり目をばちっと見開かされた。

そして、東博で普通に展示されている名品と並んでいても遜色のないすばらしい仏画が続々と登場して度肝を抜かれる。
如意輪観音菩薩像
《如意輪観音菩薩像》
照明が暗くて細かいところまでよく見えなかったけど、画面から醸し出される雰囲気というか、オーラみたいなものに心臓のあたりを鷲づかみされた。そのほかにも「平安仏画の傑作」とされる《普賢延命菩薩像》など、いつの間にか仏画ファンになってしまいそうだった。

本展の目玉のひとつである在外二大絵巻。ほんわかとしたユーモラスな《吉備大臣入唐絵巻》に続いて、精緻で緊迫感のある描写の《平治物語絵巻 三条殿夜討巻》というまったく世界観の違う絵巻を堪能。後者のほうは、ガラスの前に人が張りついていて簡単には見られないので、閉館間際まで粘って、ようやくひととおりしっかり観ることができた。

尾形光琳_松島図屏風
尾形光琳《松島図屏風》
光琳らしい装飾的でダイナミックな画面。フリア美術館所蔵の俵屋宗達《松島図屏風》と並べて観てみたいなあ。
近世絵画の展示には長谷川等伯、狩野探幽、土佐光起、伊藤若冲らの作品まであって、壮観だった。

最後は奇才、曽我蕭白。どちらかと言えば苦手な画風だったけど、10点ほども揃えば印象が違ってくる。ただの奇才というのではない、この絵師の力量みたいなものがずしりと伝わってきた。《雲龍図》の迫力には圧倒されるが、そこには、なんでこんな顔なのー、的な曽我蕭白らしさが漂っている。フルに揃っていたらと思わずにはいられない。


期待をはるかに上回る充実の内容に感激の展覧会だった。里帰りしてくれてありがとうだよ、ほんとに。


2017.06.11 Sunday

スポンサーサイト

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • 02:07
  • -|
  • -

関連する記事
コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

ENTRIES

CATEGORIES

SEARCH THIS SITE

ARCHIVES

RECENT COMMENT

  • 栄西と建仁寺@トーハク
    キリ
  • 栄西と建仁寺@トーハク
    奈良県PR担当の油井と申します
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    キリ
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    あべ
  • 2011年の美術展ベスト5
    AR
  • 2011年の美術展ベスト5
    はろるど
  • 歴史を描く@山種美術館
    AR
  • 歴史を描く@山種美術館
    遊行七恵
  • 2010年の美術展ベスト10
    AR
  • 2010年の美術展ベスト10
    すぴか

RECENT TRACKBACK

RECOMMEND

LINKS

PROFILE

twitter

スマートフォン

OTHERS

MOBILE

qrcode

POWERED

無料ブログ作成サービス JUGEM

SPONSORED LINK