2010.08.16 Monday

押井守と映像の魔術師たち@八王子市夢美術館

八王子市夢美術館「押井守と映像の魔術師たち」 2010.7.16-9.5

押井守と映像の魔術師たち

『イノセンス』をはじめとする押井守作品のキャラクター、メカ、美術など各種設定と、フィギュアその他の造形作品を中心に、ロケハン写真などを合わせて、押井作品の世界観づくりを眺める展示となっている。

いきなり『イノセンス』の各種設定資料、なかでもプラント船のマニアックなほどに細かな美術設定に度肝を抜かれる。造形作品や小物へのこだわりも半端ではない。そうした緻密な設定によって作品世界を押井守とスタッフが共有しているのだということが容易に想像できる。各設定を描いたスタッフの名前がクレジットされていればよかったのだが。

この展覧会の最大の目玉は、2000年に公開予定だったものの企画が凍結されている『ガルム戦記』の人物やメカの造形作品ではないかと思う。どれも独特の異様なデザインと造り込みによる存在感に圧倒される。是非とも再開、完成を望みたい。
『ガルム戦記』のことはよく知らないのだが、諸般の事情があって凍結されたのだろう、権利関係等で差し障りがあってか、図録でもまったく触れられていないのが残念極まりない。

押井守が好きでなければもしかすると退屈するかもしれないが、アニメ好きなら、設定資料を眺めるだけで時間が過ぎていくこと請け合いだ。
ちなみに自分の場合、もしかして押井守ファンではなく、ただ攻殻機動隊が好きなだけなのかもしれないとも思いつつも、押井守と映像の魔術師たちが創り上げる独特の世界観にワクワクしたいのだと、しばし妄想をめぐらせた。

2017.04.29 Saturday

スポンサーサイト

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • 00:24
  • -|
  • -

コメント
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック

CALENDAR

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>

ENTRIES

CATEGORIES

SEARCH THIS SITE

ARCHIVES

RECENT COMMENT

  • 栄西と建仁寺@トーハク
    キリ
  • 栄西と建仁寺@トーハク
    奈良県PR担当の油井と申します
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    キリ
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    あべ
  • 2011年の美術展ベスト5
    AR
  • 2011年の美術展ベスト5
    はろるど
  • 歴史を描く@山種美術館
    AR
  • 歴史を描く@山種美術館
    遊行七恵
  • 2010年の美術展ベスト10
    AR
  • 2010年の美術展ベスト10
    すぴか

RECENT TRACKBACK

RECOMMEND

LINKS

PROFILE

twitter

スマートフォン

OTHERS

MOBILE

qrcode

POWERED

無料ブログ作成サービス JUGEM

SPONSORED LINK