2019.09.17 Tuesday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • -|
  • -

2008.12.28 Sunday

印象に残った美術展2008年

 みなさん、ご機嫌いかがですか。用事があったり、いろいろあってこのところ、絵をみに出かけていません。しばらくブログも放置していたら、結構のんびりしちゃって、「このままフェイドアウトするのもいいのでは」との悪魔の甘い囁きに乗ってしまおうかななんて思ったり・・・。
それでも、この1年間なんとかかんとか美術展通いも続いたので、一応総括しておきます。

というわけで、印象に残った10の美術展を過去2年同様、時系列で。

ウルビーノのヴィーナス展
《ウルビーノのヴィーナス》を日本でみられる幸せ。とてもインパクトのある美しい、歴史的な裸婦画。

今、蘇るローマ開催・日本美術展
日本画をローマへ! 作家らの意気込みがひしひしと伝わってきた。

コロー展01
自分のなかにあったコローへの関心がワンランクアップした。多くの作品をみているうちに、コローは特別な作家なんだということが実感できた。

対決-巨匠たちの日本美術01
対決はおもしろい企画だけど、個人的にはまあどっちでもいいや、という感じだった。なかなかみられないようなレアな作品がいろいろ出ていたので楽しめた。

「ジョン・エヴァレット・ミレイ展」(Bunkamuraザ・ミュージアム)
ミレイ展
美しい絵、美しいモデルたち。ミレイの描く美にひたすらうっとり。

ハンマースホイ展02
生涯を通じて身の回りの静かな空間を描き続けた作家の世界に迷い込んだ。

「大琳派展」(東京国立博物館)
大琳派展01-1
特別にこれだけ第1位に挙げさせていただく。質量ともにすばらしく、4回みに行ってもまったく飽きることなく、もう1回行っておくべきだったと思うくらい。

速水御舟展
唯一都内を離れて。
作風を次々と変化させていく様をじっくりと眺めることができて興味深かった。それにしても駄作がない・・・。

フェルメール展01
数少ないフェルメール作品のうち一応7点も揃ったことに敬意を表して。ただ、昨年の《牛乳を注ぐ女》1点と比べるとどうだろう。

ワイエス展01-1
完成に至るまでのデッサンや水彩の過程を楽しんだ。


毎回のことながら、べつに10に絞らなくてもいいようなものなんだけど、それはそれで愉しいともいえるし。泣く泣く落とした展覧会さんにはとてもすまない気持ち。
結果的に東博と西美のがんばりに拍手という感じになった。サッカーの聖地は国立、美術の聖地は上野だ(なんのこっちゃ)。


おまけ企画として、今年初見だった絵から、むりやり1点を選んでみた。

抱一_夏秋草図屏風
酒井抱一《夏秋草図屏風》
屏風のなかに完璧な意匠で取り込まれた自然が、時間の移ろいとともに体感できるような、日本の繊細な美が凝縮された作品だ。
遠路はるばるお越しいただいたミレイ《オフィーリア》や、ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》も本当にすばらしい作品だったけど、日本の宝に軍配を上げた。

それではみなさん、よいお年をお迎えください。


2019.09.17 Tuesday

スポンサーサイト

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • 02:20
  • -|
  • -

関連する記事
コメント
フェイドアウトなんて、とんでもない。
来年もキリル様の視点での展覧会評を楽しみにしています。
確かに10に絞るって厳しい作業ですよね。

良いお年をお過ごしくださいませ。
  • meme
  • 2008/12/28 10:45 AM
こんにちは。早速のベスト10を拝見しました。速水御舟は堂々のランクインですね。駄作がない…、本当に仰る通りかと思います。

>1点を選んでみた。酒井抱一《夏秋草図屏風》

いやはやファンとしては本当に嬉しいです。
今年ほど抱一に注目された年は最近なかったかもしれませんね。

本年は色々とお世話になりました。
キリルさんも良いお年を!
こんにちは。

毎日お気に入りからチェックしてますよ〜
更新されないので心配していました。

「今、蘇るローマ開催・日本美術展」は
年明け早々、本拠地大倉集古館で開催されますね。
楽しみ楽しみ!

来年もまた宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えください!!
こんにちは(^^)

更新されないので、心配しておりました(ほっ)

「夏秋草図屏風」ほんとに、素晴らしかったですね。
酒井抱一が、大好きになりました。
私も、何回でも観たかったです。

来年も、楽しみにしております。
健康で、幸せな1年でありますように(^^)
  • 千葉
  • 2008/12/28 4:40 PM
★memeさん、こんばんは。
僕なんて、みた展覧会の数がたかが知れていますから、10を選ぶのもそれほどの苦労でもないですが、memeさんが選ぶとなるとさぞかし大変な作業になるのではありませんか。
ブログの記事書くのは面倒くさいなあ、もうやめちゃおうかなと思うことがよくあります。でも、書き始めると愉しかったり・・・。

来年もよろしくお願いします。

★はろるどさん、こんばんは。
抱一の夏秋草図屏風にようやく会えて幸せでした。大琳派展の期間中ずっと展示されていてうれしかったです。はろるどさんはもう何度もご覧になっているかと思いますが、僕も次にみるのがとても楽しみです。

こちらこそお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。

★Takさん、こんばんは。
ご心配おかけしました。すっかりぐうたらの根が張ってしまったようです(その間もTakさんの守備範囲の広さに目が開きっぱなしでしたが)。
大倉集古館でみるとまた違った印象を受けるでしょうね。「追憶の羅馬展」楽しみです。それにしてもオペラのイベントがあるというのはおもしろいですね。

来年もよろしくお願いします。

★千葉さん、こんばんは。
ご心配おかけしました。なぜかあまり絵をみにいく気分にならなかっただけなんですが。
僕も抱一はかなり好みです。大琳派展では光琳が好きでたまらない、というのが伝わってきましたね。

来年もよろしくお願いします。
  • キリル
  • 2008/12/29 1:17 AM
私もコローに対する印象が大きく変わりました。
ベスト10、納得できる順位ですね。
★一村雨さん、こんばんは。
コロー展をみるまでは、なんとなくバルビゾンで一括りにしていて、特徴をよく知らなかった気がします。いい展覧会でしたね。
ベスト10はちょっと無難かなという気がしないでもありませんが。

  • キリル
  • 2008/12/30 10:21 PM
こんばんは。
早速キリルさんのベスト展覧会を拝見しに上がりました。
Bunkamuraの充実が記憶に残りますね。
西洋画に疎いので、洋画はさらりと見ているのですが、
西美も良い展覧が続きましたね。

また、来年もよろしくお願い致します。
キリルさんの記事アップも楽しみに致します。
  • あべまつ
  • 2008/12/30 10:42 PM
こんばんは
悪魔の甘い囁きにブレンバスターを。
(なんとなく「傷だらけの天使」ぽいですね)
>泣く泣く落とした展覧会さんにはとてもすまない気持ち
そうですよね!まったく・・・ウウウ。
一瞬、首都圏版と関西版との二部構成にしようかと言うアクマのササヤキがあったのですけど(笑)。

御舟の駄作のなさ、それこそが彼の生き急ぎの証かと思うことが多いです・・・
  • 遊行七恵
  • 2008/12/30 10:55 PM
★あべまつさん、こんばんは。
西洋画は西美とBunkamuraで満足の1年でしたね。東博に負けないようにするのはなかなか大変そうですけど。
こちらこそ来年もよろしくお願いします。ときどき画像もみせていただきます。


★遊行七恵さん、こんばんは。
「傷だらけの天使」ド真ん中世代のはずなのになぜか観ていなくてスミマセン(汗)。
ベスト10拝見しました。ちょうど首都圏版と関西版を見てみたいなと思ったところなんですよ、本当に(とくに関西版)。

やっぱり生き急いだんでしょうか。もし長生きしていたら、晩年に誰もが驚愕するようなとんでもない傑作をものにしたに違いないと信じているのですが、思っても仕方がないことですね。
  • キリル
  • 2008/12/30 11:41 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック
子年も今日を入れ残すところあと3日。 素人の分際で、誠に僭越かと存じますが、今年もまた毎年恒例の拝見した展覧会の中から「ベスト10」を選んでみました。アホのように毎週毎週時間さえあれば美術館・博物館へ出かけているので10コに絞り込むのえらく苦労しま
  • 弐代目・青い日記帳 
  • 2008/12/29 4:50 PM
今年の選考基準はogawamaさん同様、「自分が盛り上がった順」。メジャーな作品であるが、長らく追っかけていて、やっと見ることができたというような観点で選んだものもあるので、今年のアートシーンの総括にはならないかと思う。あくまでも個人内的評価です。1 秋野
  • つまずく石も縁の端くれ
  • 2008/12/30 11:29 AM
今年もいよいよ終りですね。 遅ればせながら2008年度のわたしのベスト10を挙げようかと思います。 正直言うと、10で済まないところですが、そ...
  • 遊行七恵の日々是遊行
  • 2008/12/30 10:48 PM
2008年を振り返って「ゲ〜ジュツ見てある記」の月毎のリストをつくってみました。こうしてインデックスをつくってみると、見て回った美術展は約80、例年以上に美術館へ足を運び、自分でも数多く観たなという感慨があります。それは自分の時間が少しとれるようになったこ
  • とんとん・にっき
  • 2009/01/08 12:00 AM
                                        
  • 地中海のほとりにて
  • 2009/02/05 1:33 AM

CALENDAR

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>

ENTRIES

CATEGORIES

SEARCH THIS SITE

ARCHIVES

RECENT COMMENT

  • モスクワの旅10(さようならモスクワ編)
    キリる
  • モスクワの旅10(さようならモスクワ編)
    yuasa
  • 栄西と建仁寺@トーハク
    キリ
  • 栄西と建仁寺@トーハク
    奈良県PR担当の油井と申します
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    キリ
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    あべ
  • 2011年の美術展ベスト5
    AR
  • 2011年の美術展ベスト5
    はろるど
  • 歴史を描く@山種美術館
    AR
  • 歴史を描く@山種美術館
    遊行七恵

RECENT TRACKBACK

RECOMMEND

LINKS

PROFILE

twitter

スマートフォン

OTHERS

MOBILE

qrcode

POWERED

無料ブログ作成サービス JUGEM

SPONSORED LINK