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2008.02.02 Saturday

【みる】ロートレック展

サントリー美術館で「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」をみた。

ロートレック展チラシ

ロートレックのことは、その特徴的な絵がさまざまなところで使われていたりして、誰しもなんとなく馴染みがあるだろう。好ましいと感じてはいたけど、実際、この展覧会でいろいろみて、今までの単純な印象が書き換えられた。

南フランスの貴族の家系に生まれながら、ダンスホールや劇場、娼館など、世紀末モンマルトルの歓楽の世界に入り浸り、そこに暮らす人々の姿を、類いまれなデッサン力で描き出したトゥールーズ=ロートッレク(1864-1901)。大胆で斬新な画面構成を特徴とする彼の作品世界は、描かれた対象への愛情と、鋭く社会を観察する辛辣な視線によって支えられています。

みおわって感じたのは、まさにこういうことだった。とくに、「デッサン力」「大胆で斬新な画面構成」という部分は、みながらもっとも強く感じだ部分だ。構成と画力が合わさって、何度もうまいなーと唸っていた。アクロバティックな画面構成に広重の「名所江戸百景」がちらついた。
それと、繊細な線と黒の使い方にも感嘆した。線の魅力はリトグラフで堪能できる。

ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》
ロートレック《ディヴァン・ジャポネ》
劇場の高揚感が感じられる反面、なんだか冷めた視線も感じる。黒が際立つ作品。

ロートレック《アンバサドゥール、アリスティド・ブリュアン》
ロートレック《アンバサドゥール、アリスティド・ブリュアン》
このポスターでなければ出演しない、とまでこだわった理由がわかる気がする。確かにかっこいい。侍だ。

ロートレック《シンプソンのチェーン》
ロートレック《シンプソンのチェーン》
宣伝ポスターにも味がある。商品そのものではなく雰囲気でみせている。

人生の愉しみや哀しみ、そのほかいろいろな感情が、躍動感溢れる作品にぎっしりと詰まっている。複雑な視線も込められている。そういったものがもっとも輝きをみせているのがポスターだと思う。絵と文字。商業文化の申し子なんだなと思う。

土曜日の午後。いつものようにまたもや大混雑にあってしまった。入ってすぐのあたりのあまりの混雑ぶりにうんざりして、メモをとる気もしなかった。しかも作品リストは作っていないとのこと(展覧会HPにあってもねー)。リストないんですかーって何度も訊かれていやな思いをするスタッフの気持ちになってみるというのはどうでしょう(スタッフではないのでどう感じているのか本当のところはわからないけど)。

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コメント
対象に媚びることなく
主観全開で描けたのですから
意外と幸せな人生だったかもしれませんね。
こんばんは。今日、新日曜美術館を見て、近くに親しい友人がいてくれたことを知って、とても安堵しました。時流を逆手にとって、彼らしく生きた事がパリの誇りにも見えました。母はどんな息子であれ、見守ってくれたこともキュンとしました。
  • あべまつ
  • 2008/02/03 9:17 PM
★Takさん、こんばんは。
そうですね、媚びない姿勢がある意味爽快でした。それでも依頼がたくさんあるのですから、幸せだったのだろうと想像しますけど。それに、それをみて喜ぶ人がたくさんいるわけですしね。

★あべまつさん、こんばんは。
作家の人生を知ることは作品理解の助けになりますよね。混んでなければもう少し解説もじっくり読んでみたかったのですが。
見守ってくれる人がまわりにいたというのはやはりほっとします。画家に限らずでしょうが、芸術家の場合、家族や近しい人たちとの関係性が仕事に影響しやすいように感じたりもします。
  • キリル
  • 2008/02/04 12:26 AM
こんばんは
昨日TVで紹介されたので、ますます凄い混雑になりそうですね。
自転車レースの版画、SHOPでトートバッグになってました。
欲しいけど高い〜(涙)でしたよ。
TBゆかないのでこちらに。
http://yugyofromhere.blog8.fc2.com/blog-entry-937.html
友人とロートレックとの対話になんとなくほっとしました。
  • 遊行七恵
  • 2008/02/04 10:56 PM
★遊行七恵さん、こんばんは。
テレビで紹介されたんですね。出かけてみたくなるような内容だったみたいですが。私は雪の中、オペラを観に行き、浮かれていたせいで見逃しました。残念。
さすがロートレック、商品にもなりやいのか、ショップが充実していましたね。アリスティド・ブリュアン印のコーヒータンブラーに後ろ髪を引かれました。
  • キリル
  • 2008/02/04 11:47 PM
東京住まいが羨ましいですね。ロートレック見てみたいです。画像から愉快で賑やかな絵画が多く、楽しい気持ちにさせられます。
★yuyu-museumさん、こんばんは。
本展は大阪、名古屋と巡回してきたのですが、3大都市圏は明らかに恵まれてますね。
ロートレックの作品は浮世絵の影響があるせいなのか、とても親しみを感じました。
  • キリル
  • 2008/02/07 12:03 AM
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サントリー美術館で開催中の 開館記念特別展「ロートレック展 パリ、美しき時代を生きて」に行って来ました。 アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)のまとまった展覧会は何年ぶりでしょうか。今は無き新宿伊勢丹美術館(1994年)や三越美術館(19
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