2019.09.17 Tuesday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • -|
  • -

2007.07.08 Sunday

「金刀比羅宮 書院の美」をみて

東京藝術大学大学美術館で「金刀比羅宮 書院の美 ― 応挙・若冲・岸岱 ―」をみた。

書院の美チラシ 書院の美チラシ裏

たくさんの書画工芸品を抱える金刀比羅宮。書院の襖絵が再現され、わくわくする空間が出現している。

丸山応挙《遊虎図(水呑みの虎)》(1787年)
丸山応挙《遊虎図(水呑みの虎)》(1787年)
虎の間の8頭の虎(ヒョウみたいなのもいたけど)。どれも愛嬌があって、やっぱり猫?という感じもありながら、迫力があって見惚れる。鶴の間の襖絵にもいえることだけど、虎や鶴の大胆ながら繊細な表現、それに松の葉などの植物にまで神経が行き届いていて、豊かな空間が広がっている。細かくみていくとさらに楽しい。

岸岱《水辺柳樹白鷺図》(部分)(1844年)
岸岱《水辺柳樹白鷺図》(部分)(1844年)
がんたいという名前、まったく知らなかったし、読めなかった。
柳の間の柳は生き物のような生命感で迫ってくる。白鷺は淡白な描き方のようにもみえるが、飛翔する姿は軽やか。
菖蒲の間では、壁に描かれた群蝶図(複製)が気になった。ひとつひとつをどういう風に描いているのかもっと近寄って見たかった。

伊藤若冲《花丸図》(1764年)
伊藤若冲《花丸図》(1764年)
花卉図が襖に所狭しと配置され、まるで襖に描かれた植物図鑑のよう。明るい照明の下でひとつひとつをじっくり眺めてみたい。白い花がほとんどのなかにあって、青い朝顔がとくに気に入った。
花でいっぱいのこんな襖が家にあったら相当怖いけど。

なんといっても表書院と奥書院の間を再現した展示方法が効いている。再現ものはまるでアミューズメント施設のようで楽しい。本当にこんぴらさんに出かけずにはいられない、という気分にさせられた。

再現空間の3階から地下2階に下りると、こんぴら信仰の世界。絵馬などがたくさん展示され、いろいろな絵馬があるものだと感心する。
そして、「こんぴら狗」。犬を代参させるという発想もすごいけど、犬が旅人の世話を受けながらこんぴらさんに行って帰ってくるというのには驚いた。よき時代。

全体的にかなり楽しい展示。いつか本当にこんぴらさんに詣でたいと思った。

2019.09.17 Tuesday

スポンサーサイト

  • posted by スポンサードリンク|
  • -|
  • 01:35
  • -|
  • -

関連する記事
コメント
こんばんは。
TBありがとうございました。

ワクワクする空間に浸り
そして次第に香川に行きたくなる仕掛けが。
こんぴらさん真剣に冬行きたい!!

虎のような猫、犬?でしたね。
憎めないな〜
>Takさん、こんばんは。
こんぴらさんにお参りして、そして讃岐うどんめぐりをしたら、きっとすごく幸せな気分になれるでしょうね。

とにかくかわいい虎たち。正面向きの虎がツボでした。
  • キリル
  • 2007/07/08 10:03 PM
はじめまして!あるブログへのカキコミからキリルさんのブログを時々覗いていました。
展覧会によく行かれるのですね。ブログを拝見して勉強さっせてもらってます。

花丸図を直に見られたようでうらやましいです。香川県に住んでいます。金比羅神宮に初めていったのは2005年の初詣で、もう少し前に引っ越していて、絵の勉強を始めてたら、公開されていた奥書院を見ていたのに・・・と残念です。金比羅参りは景色も楽しめ空気もおいしいのでオススメです。

本宮で見学では、和室の外廊下からガラス張りの和室内部襖画を眺めることになる(保存のために温度管理されている)ので、襖画などは真正面から見れません。けれど建物が素晴らしいし、お庭もひっそりとしていて、長い歴史を感じれる場所です。年に1度、蹴鞠とかもやってるそうで、ライブで見てみたいなと思ってます。(イベント中は混みそうですね)

ダラダラと金比羅を語ってしまいました。
HPに金比羅に行った時のつぶやきをかいた記事があるので、よかったら覗いてみてくださいね。
  • momo
  • 2007/07/09 9:14 AM
>momoさん、はじめまして。
もしやanneさんのブログでお見かけするmomoさんでしょうか。
いいですね、おいしい空気においしいうどん(そればかり)。いつかきっと行きますよ、こんぴらさん。

絵をお描きになるんですね。私も絵を描きつつありますが、これまでとはちょっと違う方向に進みかけているところです。いずれここで紹介することがあるかもしれません。よかったら覗きに来てください。
これからもよろしくお願いします。
  • キリル
  • 2007/07/09 11:23 PM
anneさんのブログに時々お邪魔しています。絵の修行中でみなさんのブログ記事に触発されつつ頑張ってます。絵は奥が深く終わりがないです。いつか金比羅さんにお出かけくださいね。一生に一度は金比羅参りというみたいです。キリルさんがどのような方向に進まれ始めたのか気になりますので、楽しみに覗きにこさせてくださいね。
  • momo
  • 2007/07/10 9:25 AM
キリルさん、こんばんは、はじめまして!
コメント&TBありがとうございました^^

岸岱は私もはじめて聞く名前でした。
でもあの柳の妙な迫力には降参してしまいました。
こうやっていろんな展示で気になる画家さんが一人また一人とふえていくのは楽しいものです。

そして、作品の数々ももちろん素晴らしいのですが、自分と同じようにあの「こんぴら狗」に惹かれた方がいらっしゃるっていうのはなんだか嬉しい気持ちになります♪
>はなさん、こんばんは。
こんぴら狗なんて風習(?)があり得た時代というものに、何かある種ロマンのようなものを感じますね。
もちろんはなさんのお部屋のことは知りませんが、こんぴら狗が本棚に座っている姿をつい想像してしまいます。
あちらこちらのブログでホワイトタイガーが人気のようですが、私はこちらに正対している虎のむくっとした感じがおかしくて仕方なかったです。
  • キリル
  • 2007/07/13 11:38 PM
コメントする








   
この記事のトラックバックURL
トラックバック
東京藝術大学大学美術館で開催中の 「金刀比羅宮 書院の美−応挙・若冲・岸岱−」展に行って来ました。 金刀比羅宮表・裏書院に描かれた「障壁画」を丸ごと移送させ どのように美術館に展示するのかとても興味関心がありました。 藝大美術館三階の展示室に
  • 弐代目・青い日記帳 
  • 2007/07/08 1:56 AM
♪こんぴらふねふね、シュラシュシュシュ♪ ということで、行ってきました! 東京藝術大学美術館で開催中の「金刀比羅宮 書院の美― 応挙・若冲・岸岱 ―」! 私はつい最近まで「金刀比羅宮」は「こんぴらぐう」と読むのだと超勝手に思いこんでいて、「ことひらぐう」
  • はなことば
  • 2007/07/13 9:17 PM
'07.07.14 「金刀比羅宮 書院の美」@東京藝術大学大学美術館 「こんぴらさん」こと香川県の金刀比羅宮の表書院、奥書院の襖絵約130点を展示。円山応挙、伊藤若冲の襖絵が見られるってことで雨の中出かける。雨なのであまり混んでなくてゆったりと見られる。表書院の
  • ・*・ etoile ・*・
  • 2007/07/23 12:09 AM

CALENDAR

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< January 2020 >>

ENTRIES

CATEGORIES

SEARCH THIS SITE

ARCHIVES

RECENT COMMENT

  • 栄西と建仁寺@トーハク
    キリ
  • 栄西と建仁寺@トーハク
    奈良県PR担当の油井と申します
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    キリ
  • タルコフスキー『ストーカー』をめぐるいくつかのこと
    あべ
  • 2011年の美術展ベスト5
    AR
  • 2011年の美術展ベスト5
    はろるど
  • 歴史を描く@山種美術館
    AR
  • 歴史を描く@山種美術館
    遊行七恵
  • 2010年の美術展ベスト10
    AR
  • 2010年の美術展ベスト10
    すぴか

RECENT TRACKBACK

RECOMMEND

LINKS

PROFILE

twitter

スマートフォン

OTHERS

MOBILE

qrcode

POWERED

無料ブログ作成サービス JUGEM

SPONSORED LINK